空き家相談センターわかやま とは
空き家に関する問題のワンストップ窓口!
「空き家相談センターわかやま」は、空き家に関する相談を県内各地から受け付け、空き家の適正管理・解体・改修・耐震など建物に関する相談から利活用・税相続などの相談まで、空き家に関するあらゆる相談を一元的に受け付けるワンストップの窓口です。
不動産・建築・法律・金融分野の専門家が専門相談員として所属しているほか、より高度な専門性を必要とする相談についても外部の関係機関と連携して対応していきます。
「空き家相談センターわかやま」事業の目的
- 和歌山県・県内市町村と緊密に連携し、空き家問題の解決を図ること。
- 空き家所有者及び所在地域に寄り添いつつ、専門家による総合的な相談体制を構築すること。
- 空き家の売買・賃貸・解体の際の相談対応や、必要な情報発信を行い空き家の適正管理を促すこと。
- 空き家の情報収集発信や所有者への適正な啓発を通じ、和歌山県への移住・定住を促しながらエリアの価値を高めていくことを目指すこと。
和歌山県の空き家の現状
少子高齢化、人口減少に伴い、空き家空地、空き店舗、耕作放棄地といった適正管理されていない不動産が全国に増加しております。
総務省「平成25年住宅・土地統計調査」によると、和歌山県内の空き家率は18.1%で全国ワースト3位となっており、今後も空き家の増加が見込まれます。中でも、売買・賃貸を目的としない「その他空き家」が増加しています。
その他空き家等が、適正に管理されずに廃墟となるケースも増えています。
都道府県別空き家率(別荘等を除く)
県内の動き
■県内市町村
- 印南町空き家バンク
- 湯浅町空き家バンク
- 海南市空き家バンク など
■民間
- NPO法人きみの定住を支援する会
- ミチル空間プロジェクトによる
「空き家相談センターわかやま」の開設
など
深刻化する空き家問題
適正管理をされていない状態で空き家を何年も放置すると、以下の問題が起こり得ります。
- 景観の悪化、地域イメージの低下
- 安全面の低下(例:倒壊、屋根や外壁の道路上への落下等)
- 火災発生の誘発
- 不審者や動物侵入の恐れ
- 公衆衛生の低下
- 周辺住民とのトラブルに発展する。
- 建物が老朽化してきて、売買、賃貸の可能性が低くなる。
- 利活用時の修繕費用が高くつく
そんな問題が起こる前に相談することをお勧めします。
空き家相談センターわかやまでは、建築士や弁護士、税理士、司法書士等、
各専門家が在籍しております。専門的な知識を持った相談員が、的確なアドバイスを行います。
また、賃貸、売買、建物検査、解体、荷物整理等についても各専門機関や協会等と連携をとっています。
相談については無料です。
まずはどこに相談したら迷ったら、お気軽にご相談ください。